バップフォー

特長

  1. 過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁を改善します。
  2. 20mgを1日1回投与で効果不十分な過活動膀胱に対して20mgを1日2回投与で改善が認められます。
  3. 神経因性膀胱、神経性頻尿、不安定膀胱、膀胱刺激状態(慢性膀胱炎、慢性前立腺炎)における尿失禁・頻尿を改善します。
  4. 残尿量を有意に増加させることなく膀胱容量を増加させます。
  5. 抗コリン作用とカルシウム拮抗作用により膀胱平滑筋の異常収縮を抑制します(in vitro)。
  6. アトロピン抵抗性の膀胱平滑筋収縮を抑制します(in vitro)。
  7. ムスカリン受容体への結合性実験において、膀胱への選択性が認められています(ラット)。
  8. 承認時における副作用評価可能症例は932例であり、副作用発現率は20.9%(195例)でした。主な副作用は口渇9.0%、便秘2.5%、腹痛2.1%等の消化器症状、排尿困難3.6%、尿閉1.0%等の泌尿器系症状、眼調節障害1.2%等、主な臨床検査値の異常変動はALT(GPT)上昇1.0%(4/421例)、AST(GOT)上昇0.5%(2/421例)等でした。
    市販後調査(使用成績調査及び特別調査)における副作用評価可能症例は11087例であり、副作用発現率は9.9%(1094例)でした。主な副作用は口渇4.8%、便秘0.9%、腹痛0.4%等の消化器症状、排尿困難1.7%、残尿感0.6%等の泌尿器系症状でした(再審査終了時)。
    過活動膀胱に対する二重盲検比較試験及び高用量(20mgを1日2回)試験における副作用発現率はそれぞれ、27.5%(80/291例)、42.2%(19/45例)であり、両試験での主な副作用としては口渇20.2%、便秘7.4%、悪心1.2%等の消化器症状、主な臨床検査値の異常変動は白血球減少1.2%等でした(効能・効果追加承認時)。
    重大な副作用として、急性緑内障発作、尿閉、麻痺性イレウス、幻覚・せん妄、腎機能障害、横紋筋融解症、血小板減少、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、QT延長、心室性頻拍、肝機能障害、黄疸があらわれることがあります。

*詳細は添付文書をご確認ください。

作用機序

■作用メカニズム

プロピベリンの作用メカニズムは、抗コリン作用とCa拮抗作用の2つの作用により、膀胱の異常収縮を抑制すると考えられている。

作用機序

作用機序