アイピーディ

特長

  1. Th2細胞からのIL-4、IL-5の産生を抑制します(マウス)。
  2. 気道への好酸球浸潤を抑制し、気道反応性亢進を改善します(幼若モルモット)。
  3. 1日2回投与により、小・中発作ならびに咳などの喘息症状を改善します。
  4. いちご味で、水に溶けやすいドライシロップです。
  5. 副作用の発現率は2.5%(29/1180例)です。
    主な副作用は好酸球増多0.6%、AST(GOT)上昇0.4%、ALT(GPT)上昇0.3%、嘔吐0.3%等でした。なお、眠気の発現は0.1%に認められました。
    重大な副作用として黄疸等の肝機能障害(初期症状:全身倦怠感、食欲不振、発熱、嘔気等)、ネフローゼ症候群が報告されています。
    (再審査終了時)

*詳細は添付文書をご確認ください。

作用機序

アイピーディは、ヘルパーT細胞(Th2細胞)からのIL-4及びIL-5産生抑制(マウス)に基づく、気道局所への好酸球浸潤抑制作用(モルモット)、IgE抗体産生抑制作用(マウス)等により、気道炎症や気道反応性亢進を抑制(モルモット)する。

アイピーディの作用機序

作用機序

主要文献

1) 谷口 一 他:アレルギー, 47(8)720(1998)
2) Taniguchi,H. et al. :Eur. J. Pharmacol., 318, 447(1996)
3) 山谷英利 他:幼若モルモットにおけるスプラタストトシル酸塩の気道反応性亢進に対する作用, 社内資料, 研究報告書No.181(2001). 承認時評価資料
4) 山谷英利 他:成熟モルモットにおけるスプラタストトシル酸塩の気道反応性亢進に対する作用, 社内資料, 研究報告書No.182(2001). 承認時評価資料
5) 山谷英利 他:幼若モルモットにおけるスプラタストトシル酸塩の気道好酸球浸潤に対する作用, 社内資料, 研究報告書No.183(2001). 承認時評価資料
6) Yamaya, H. et al. :Life Sci., 56(19)1647(1995)
7) 浅香直正 他:Th2細胞によるマウス腹腔内細胞増多に対するスプラタストトシル酸塩の作用, 社内資料, 研究報告書No.184(2001). 承認時評価資料
8) Yanagihara,Y. et al. :Japan. J. Pharmacol., 61(1)23(1993)
9) Yanagihara,Y. et al. :Japan. J. Pharmacol., 61(1)31(1993)
10) 浅香直正 他:Th2細胞によるマウス腹腔内サイトカイン産生に対するスプラタストトシル酸塩の作用, 社内資料, 研究報告書No.185(2001).承認時評価資料
11) Matsuura,N. et al. :薬理と治療, 22(3)1369(1994)
12) 松浦直資 他:日薬理誌, 100(6)485(1992)