ユーゼル

特長

  1. ユーゼル錠25mgは、1錠中にホリナートカルシウム27mg(ホリナートとして25mg)を含有する還元型葉酸製剤です。
  2. ユーゼル錠25mgは、UFTと併用することにより、TS阻害活性を増強し、UFTの抗腫瘍効果を増強します。(マウス)
  3. ユーゼル錠25mgとUFTの併用療法による、進行再発結腸・直腸癌を対象とした日米のブリッジング試験の奏効率は、日本36.4%(16/44例)、米国34.1%(15/44例)でした。
  4. 欧米で実施された2つの臨床第III相試験(011試験、012試験)において、本剤とUFTの併用療法は生存期間において対照薬との非劣性が検証されました。(海外データ)
  5. ユーゼル錠25mgは経口剤であることから、利便性が高く、外来及び在宅治療も可能です。
  6. UFT/UZEL療法の承認時の進行再発結腸・直腸癌に対する国内臨床試験における副作用発現率は95.5%(42/44例)であり、主な副作用症状は、下痢38.6%(17/44例)、口内炎34.1%(15/44例)、食欲不振31.8%(14/44例)、倦怠感29.5%(13/44例)、悪心29.5%(13/44例)、色素沈着18.2%(8/44例)、主な臨床検査値異常は赤血球減少50.0%(22/44例)、総ビリルビン上昇47.7%(21/44例)、ヘマトクリット値減少40.9%(18/44例)、ALT(GPT)上昇36.4%(16/44例)、AST(GOT)上昇29.5%(13/44例)、好中球減少27.3%(12/44例)、白血球減少25.0%(11/44例)、血小板減少4.5%(2/44例)でした。
    また、重大な副作用として、骨髄抑制、溶血性貧血等の血液障害、劇症肝炎等の重篤な肝障害、肝硬変、脱水症状、重篤な腸炎、白質脳症等を含む精神神経障害、狭心症、心筋梗塞、不整脈、急性腎不全、ネフローゼ症候群、嗅覚脱失、間質性肺炎、急性膵炎、重篤な口内炎、消化管潰瘍、消化管出血、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあります。(頻度不明)

*詳細は添付文書をご確認ください。

作用機序

UFT/UZEL療法[ホリナート・テガフール・ウラシル療法]による抗腫瘍効果増強のメカニズム(イメージ図)

作用機序